【アムウェイの仕組みを図解】報酬やランク・ビジネスモデルとは?

アムウェイって一体どういう仕組みで成り立ってるの?
ビジネスとして報酬が発生するのはどうして?
普通の企業と何が違うの?

アンチでも信者でもない、ニュートラルな視点から事実を解説します。

アムウェイってどんな会社?

アムウェイは1959年にアメリカで誕生した日用品のメーカー
日本アムウェイができたのは1979年で、現在は世界100カ国に進出しているグローバル企業です。

年間の総売上は1兆2000億円(2015年)、日本アムウェイのビジネス規模は1000億円です。

詳しくはこちらで解説しています。

アムウェイって普通の企業と何が違うの?

アムウェイ創業者の理念は「成功を望むすべての人々に機会を提供する」こと。つまりこのダイレクト・セリングの仕組みによって、人々にビジネス・オポチュニティを提供する、という理念のもと創立された企業です。

通常のメーカーと大きく異る点は「ダイレクト・セリング」という販売手法をとっていること。つまり、製品の使用者(ディストリビューター)の口コミを経て、アムウェイ(もしくはディストリビューター)が消費者に直接商品を販売する手法です。

その手法によって、通常発生する中間マージン(問屋・小売店などのコスト)をなくし、その代わりに、製品を販売してくれたディストリビューターにボーナスとして還元しています。

ダイレクト・セリングとは?商品流通の仕組み

ではその「ダイレクト・セリング」という仕組みについて解説します。

通常のメーカは自社で商品を販売せずに、商社や代理店の商品を卸します。消費者はスーパーやドラッグストアなどで商品を買いますよね。

そして商品購入のきっかけは店頭のPOPやTVCMなど、つまり広告です。

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それに対してアムウェイは、消費者が直接アムウェイから商品を購入します。アムウェイはメーカーでありながら、自社で小売もしているんですね。※ディストリビューターから購入することもできます。

商品購入のきっかけは、ディストリビューターの口コミや紹介です。

アムウェイ・ビジネスの仕組み

つまりアムウェイでは通常のメーカーと違い、中間マージンや広告費がかからないわけです。(と、説明されますが、去年バンバンCM流してましたから広告費はかかってますよね。かかっていないのは中間マージンだけですね。)

その分の費用を何に使っているかというと、商品の口コミ・紹介をして新しいユーザーを増やしてくれたディストリビューターへの報酬=ボーナスに充てています。

アムウェイとは,仕組み,図解上記のように、アムウェイでは利益の約30%を製造原価に、約30%を給与などの諸経費に、そして残りの28.75%をディストリビューターへのボーナスとして使っています。

2015年の日本アムウェイの売上は1000億円なので、約300億円ほどがボーナス金額としてあてがわれているわけです。数字だけ見るとすごい額ですよね。

これがアムウェイのビジネスモデルです。

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ディストリビューターが報酬をもらえる仕組み

では実際にアムウェイをビジネスとして取り組んでいる人は、どういう仕組みで報酬を得ているのでしょうか?

ディストリビューター登録

まずアムウェイでビジネスを行うにはディストリビューター登録をしなくてはいけません。ビジネス契約を結ぶということです。下記が登録条件です。

・20歳以上であること(学生不可)
・年会費3,600円を支払う
・紹介者が必要

そしてディストリビューターになると、次のことが行えるようになります。

①通常価格の30%OFFで製品が買える
②商品を通常価格で販売できる
③自分の紹介でメンバー登録ができる
④ポイントに応じたキャッシュバックが貰える

ディストリビューターの報酬

上記の「②商品を通常価格で販売できる」と「④ポイントに応じたキャッシュバックが貰える」という項目が、ディストリビューターの報酬につながります。

②は商品を30%OFFで仕入れて、通常価格で販売することで得られる小売利益です。

私はアムウェイのようなネ◯ミ講と勘違いされるようなビジネスって、上の人ほど安く商品を買えて、それを売ることで儲かるもの、だと思っていました。

でもアムウェイの場合これで生計を立てている人はまずいません。手間もかかりますし、仕入れ値も販売価格も皆一緒ですし。何より商品が欲しい人は、ビジネスなんかやる気なくてもディストリビューター登録して、自分で商品を買ってしまいます。

つまり「アムウェイで生計を立てている」人やいわゆる「成功者」達というのは、④のキャッシュバックの仕組みで報酬をもらっている人たちです。

キャッシュバックの種類

このキャッシュバックというのが先程の「ボーナス」のことで、現金で支払われるためある程度のランク以上になると、これが「おまけ程度」の額から「給与」「年収」レベルとなりアムウェイで生活ができるようになるのです。

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上記のようにアムウェイのボーナスには複数の種類があるのですが、まずは①の21%=成績別ボーナスにチャレンジすることとなります。

キャッシュバック①成績別ボーナス

この成績別ボーナスは、1ヶ月のうちにどれだけ多くポイントを集められるか、その集めたポイント数に応じてキャッシュバック率が変動する、というシステムになっています。

自分の口コミでいかにメンバーを増やし、グループ内のポイント数を多くあげられるかが評価基準であり、1ヶ月に150万ポイント(PV)以上を集めると最高ランクの21%のキャッシュバックをもらうことができます。

詳しい仕組みはこちらの記事で解説しています。

キャッシュバック②リーダーシップボーナス

そして成績別ボーナスで21%を達成すると、新たなボーナス②リーダーシップへの扉が開きます。

これは①成績別ボーナスと異なり、自分のグループ内で以下にリーダー、つまり150万PVを集めることができる人(21%)を育てられたか、が評価基準となるボーナスです。その人数が1人、3人、6人と増えていくごとに③の新たなボーナスも貰えるようになります。

そしてこの②以降のボーナスがアムウェイが「権利的な収入」になる、という理屈の根拠になっています。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

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ディストリビューターのランク

こういったボーナスシステムに基づき、アムウェイのディストリビューターにはこのようなランク分け(ピンレベル)があります。ランク別の収入目安も記載しています。

ピンレベル達成条件収入の目安
SP
シルバー・プロデューサー
1会計年度のうち1ヶ月(1/12ヶ月)、150万PVを達成月25万〜30万円
SP以上は月次強化SIP(ボーナスの25%)
GP
ゴールド・プロデューサー
3/12ヶ月、150万PVを達成月25万〜30万円
DD
ダイレクト・ディストリビューター
6/12ヶ月、150万PVを達成月30万〜40万円
FDD
ファウンダーズDD
12/12ヶ月、150万PVを達成月40万円
+約100万円のボーナス
(DD強化SIP)
ルビーDDDDかつ、1ヶ月300万PV以上を達成月60万円
ルビーボーナス
(BVの2%)
サファイアDD自分のグループから2人DDを輩出月65万
年収600〜700万円
エメラルドDD自分のグループから3人DDを輩出年収1000万円
達成ボーナス100万円
ダイアモンドDD自分のグループから6人DDを輩出年収1500〜2000万円
達成ボーナス300万円
エグゼクティブ・ダイアモンドDD自分のグループから9人DDを輩出年収3000万円
同額のボーナス
ダブル・ダイアモンドDD自分のグループから12人DDを輩出年収4000万円
トリプル・ダイアモンドDD自分のグループから15人DDを輩出年収5000万円
クラウンDD自分のグループから18人DDを輩出年収8000万〜1億円
クラウン・アンバサダーDD自分のグループから20人DDを輩出年収1億円以上

まとめ

このように、アムウェイのビジネスの仕組みには何の違法性もないですし、純粋によくこんな仕組みを考えたなと関心するくらい、よくできたビジネスモデルだと思います。

そして実際にアムウェイのこのマルチレベルマーケティングの手法は、さまざまな企業で取り入れられていることも事実です。同業他社はもちろんのこと、保険のような対個人営業を行う企業でもそのエッセンスは取り入れられています。

でもビジネスモデルの秀逸さと、実際に成功できるかは別問題ですし、アムウェイはあくまでこの仕組みを提供しているだけなので、この仕組みを使ってどのようにビジネスを行っていくかは個人の問題なのです。

>>【アムウェイで成功する確率】データで見る実際に稼げる人の割合

そしてこの「どのように」ビジネスを行っているか、が世の中のアムウェイのイメージを作り上げています。

世間一般のネガティブなイメージを、オセロのように一つづつ覆し、製品の良さを伝え、自分はビジネスとして成功させることができる、と思うのであれば取り組めば良いと思いますし、真摯に正しく取り組んでいる人を批判する気持ちは全くありません。

ただ世の中はアムウェイに対して、想像以上にネガティブなイメージを持っている人が多いのが事実です。そしてそれは過去のアムウェイのディストリビューター達の行動によって作られたことも事実です。

これからビジネスに取り組む人は、そういったディストリビューターの負の遺産を全て受け止め、それを逆に「アムウェイの人たちってみんな素晴らしいよね」といわれる位、イメージを覆していくつもりでビジネスを行って欲しいなと思います。

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