【アムウェイの真実】まだ権利収入と思ってる?楽にならない仕組み

アムウェイはある一定のピンレベルまで達成したら権利収入になり、一度その権利を手にしたら後は自分が何もしなくても不労所得のように一生収入が入り続ける仕組み、そう思っていませんか?

権利収入を「特定の権利を保有し続けている限り得られる収入」と定義するのであれば、アムウェイは権利収入ではありません。

正確にいうと「特定の条件をクリアしている限り得られる収入」なんです。

言い換えれば、収入を確保するためには自分が動き続けなければいけません。

権利を手にしたら何もしなくても収入が得られる不労所得ではないのです。

アムウェイにハマってしまう人の多くは、アムウェイを「権利収入」「不労所得」とごっちゃにしてしまっている人が本当に多い。

アムウェイの仕組みを正しく理解して、「権利収入」「不労所得」という言葉のワナに早く気付きましょう。

管理人
ちなみにこの仕組みに気づいたことがアムウェイを辞めるきっかけになった、という人は管理人の周りにもたくさんいるよ

アムウェイが権利収入と勘違いされる理由

アムウェイの仕組みはいたってシンプルで、自分のグループ内で1ヶ月の間にどれだけのPVをあげられるか、そのPV数によって得られる3〜21%のキャッシュバックが報酬になりますよね。(成績別ボーナス)

>>アムウェイ報酬の仕組み

アムウェイの収入が「権利収入」と言われるのは、成績別ボーナスとは別に、21%を達成した後から支給される多種多様の「ボーナス制度」があるから。

あなたも「仲間を育てたら永久に月10万円入ってくる」とか「ピンレベルが上がったら重複してたくさんのボーナスを受け取れる」「それが権利収入のようになっていく」とか言われたことはないでしょうか?

アムウェイのボーナスはたくさんある

事実アムウェイのボーナスはディストリビューターであっても完全に把握できないほど、たくさんの種類があります。その幾つかを紹介しますね。

リーダーシップボーナス:自分のグループ内から21%を達成したグループが誕生した場合支払われるボーナス。

パールボーナス:自分のグループから21%を達成したグループが3つ以上あり、さらにそのグループ内にも21%を達成したグループがある場合に支払われるボーナス。

エメラルドボーナス:自分のグループに、1会計年度内に21%を6ヶ月以上達成したグループが3つ以上ある場合に支払われるボーナス。

ダイヤモンドボーナス:自分のグループに、1会計年度内に21%を6ヶ月以上達成したグループが6つ以上ある場合に支払われるボーナス。

ワンタイムキャッシュボーナス:特定のピンレベルを達成した時に一回限り支払われるボーナス。e.g.ダブルダイヤモンド…570万円、トリプルダイヤモンド…950万円、クラウンDD…1520万円

ここに掲載したのはごく一部で、実際には全部で19のボーナスがあります。

アムウェイのボーナスは継続・重複して貰える

アムウェイをやっている人が「アムウェイすごい!!」という理由は、これらのボーナスがすべて重複して貰えること、さらには継続してもらい続けることができるからなんですね。

たとえばあなたがダイアモンドで系列がこのようなグループの場合…

あなたは前述の4つのボーナスを受け取ることができます。

例えば6系列が21%なので、リーダーシップボーナスが約8万円×6=42万円(月次)、パールボーナスが約2万円(月次)、エメラルドボーナスは264万円(年次)、ダイヤアモンドボーナスも264万円(年次)といった感じでこのボーナスだけで年合計1056万円。(BV210万と仮定)

さらに通常の成績別ボーナスやその他のボーナスを合わせて、年収は大体1500万円〜2000万円程度になります。

アムウェイの仕組みスゴイwwってなる

つまり、ダイヤモンドになったからといって、エメラルドのボーナスやリーダーシップボーナスが貰えない、ということはなく、条件をクリアしているボーナスは全て重複・継続して受け取ることができるんですね。

アムウェイのPV数は自分から先の人は、何系列先の人でも全て自分のグループとして足すことができる。

さらにアムウェイが売っている製品は人間が死ぬまで購入し続ける「日用品」だから、一度製品を好きになったら死ぬまで購入され続ける。

さらには「権利だから、自分が死んだら親族に相続できてボーナスが支払われ続ける」(これは本当です)という話まで出てきます。

で、これらの「確かになんか権利収入っぽい」話を聞いた人は細かいことまでは理解していなくても「なにそれwwアムウェイめっちゃすごいじゃんっw」「すげーな権利収入!」となり、「俺もアムウェイやるわ」となります。

そう、すごいんですよ。
細かいところまで知らないうちはね。

ちなみにアムウェイの収入を「権利収入」「不労所得」と表現することは、アムウェイのビジネスルールで禁止されています
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アムウェイは自分が伝え続けなくてはいけない仕組み

ということで前置きが長くなりましたがココからが本番です。

きちんと理解しておかないといけないのは、実はこれらのボーナスは毎月、もしくは毎年度、アムウェイが定める条件をクリアしていないと貰えない、ということです。

そしてその条件というのは「全ての人に平等にチャンスを提供する」というアムウェイの創業理念の通り、完全平等が前提となっているため「一番働いた人が一番儲かる」仕組みなっているんですね。

①自分がどれだけアムウェイを伝えたか、そして

②自分が伝えた人どれだけ育てることができるか

この2つを頑張り続けないと収入はキープできないんです。どちらかだけでは収入は止まります。

ボーナスの受給条件を正しく理解しよう

リーダーシップボーナスを例にとって詳しくみていきましょう。

例①:あなたのグループがこのような形の場合。

あなたはグループのメンバーを21%に育てることに成功し、その他の自分が伝えた人5人が30万PV=合計150万PVを達成しています。この場合のリーダーシップボーナスは84,000円となります。

例②:では続いてこのような形の場合。

あなたはグループのメンバーを21%に育てることに成功しましたが、その他の自分が直接伝えた人たちのPVの合計は60万PVでした。この場合のリーダーシップボーナスは33,600円です。

メンバーを育てたことは評価されたけれど、自分が伝えたボリュームは例①より少なかったので、その分評価が低いんですね。

例③:ではこのような場合はどうでしょうか?

あなたはグループのメンバーを21%に育てることに成功しましたが、自分が直接伝えた人たちのPVの合計は30万PVしかありませんでした。リーダーシップボーナスの支給条件は自分のグループが60万点以上である必要があるので、この場合はボーナスが貰えないんですね。

つまり自分が伝えた人は頑張ったけど、あなた自身がもっとアムウェイを伝えて商品を流通させないと、ボーナスは支払いませんよ、ということです。

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アムウェイは権利収入でも不労所得でもない

これでおわかりいただけましたでしょうか。

ダイヤモンドやエメラルドといった権利を一度手にしてしまえば、その後ずっと収入が継続するのであればそれは「権利収入」と言えるでしょう。

でもアムウェイは「頑張った人が頑張った分だけ報われる平等な仕組み」であり、「条件を満たさなければボーナスは支払われない仕組み」です。

でもちょっと待って、これってサラリーマンと一緒じゃないですか?

サラリーマンだって、会社に行って労働するという条件を満たしているからお給料が支払われ、さらに営業成績である条件を達成したらインセンティブが出たり、ボーナスが増えたりしますよね。

それを支払われない条件があることは詳しく説明せず、「最初は労働収入だけど、次第に権利収入になる」「ダイヤモンドまで達成したら後は権利収入で生活できる」といった言葉でボーナスの魅力に取り憑かれてしまう人がどれだけ多いことか。

「権利」という言葉のワナにはまらないようにしてください。

アムウェイはレバレッジの効く労働収入である

ちなみに21%を安定して達成するには、グループ内に大体130人程度のメンバーが必要です。

でも必死になって人数を集め、製品を流通させたとしても、年に一度のメンバー登録更新で継続する人の割合は30%程度と言われています。

ということは、やめてしまう人の継続意欲を高めたり、新たにメンバーを発掘し続けていかないと、150万点をキープし続けることなんてできないんですね。

ダイヤモンドまで達成しても、以前ほど活動していなくて収入が減っている人なんて腐るほどいますよ。

その証拠に、もしあなたの周りにダイヤモンドやエメラルドといったハイピンの人がいるのであれば、その人達の一週間の行動を観察してみてください。

その時間のほとんどを、新たなメンバーを勧誘するためにその人自身が動いているはずです。

全世界のアムウェイのトップに君臨する中島薫さんであっても、呼吸をするのと同じくらい、アムウェイを人に伝えまくっていますよ。(ラリーなどで実際に話しています)中島薫さんは世界一アムウェイを伝えた人(過去)、ではなく、世界一アムウェイを伝え続けている人(現在進行系)、なんですね。

これらを総合すると「アムウェイはレバレッジの効く労働収入である」というのが一番適切な表現ではないでしょうか。

自分以外の人の努力が自分のグループのポイントに加算されたり、製品の魅力だけで何もしなくても使い続けてくれる人が僅かでもいることは事実です。でも、何もしなくても毎日生活に困らない収入が入り続けてくる、ということはありえないのです。

これらの仕組みをきちんと理解して、「自分はアムウェイのアンバサダーとして一生、人にアムウェイを伝えることを生業として生きていく」という覚悟があるのであれば、アムウェイをやれば良いと思いますよ。

アムウェイをやっていく中で、必ず「権利収入でも不労所得でもない」「いつまで頑張り続ければ良いんだろう」とふと気づくタイミングが現れますから。

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