私はなぜアムウェイに洗脳されたか〜勧誘から信者にさせるテクニック【後編】

私がアムウェイに勧誘されてから見事に洗脳されていくまでの、体験談とテクニック後編です。

前編はこちら

サインアップまでは決して焦らせない

前回、私を勧誘してきたアム男の見事な見極めで、私に一番響くであろう人物のミーティングに参加し、まんまと思うツボにはまったわけです。

でもこの時点では「アムウェイは平等な仕組みできちんとした会社なんだ」という確信はあっても、まだ「自分が何かやりたい」という具体的なマインドにはなっていません。

いくらビジネスと仕組みが素晴らしかろうが、それを自分ごととして捉える人はとっても少ないんです。(だから勧誘は難しい。)

そんな時どうするかというと、「ビジネスやろうよ」ではなく「製品を使ってみたい」と思わせるのが一番簡単にメンバー登録の壁を超えさせる方法なんです。

勧誘テクニック
アムウェイの仕組みがわかったら、なるべく早く製品使用をすすめてサインアップさせる。製品の良さを実感させることが信者の道への第一歩。

ということで私はアム男に言われるがまま、数日後に「体質改善」というミーティングに参加することになりました。(参考:ミーティングの種類と内容

製品の良さを分からせサインアップ

体質改善とはアムウェイの空気清浄機・浄水器・サプリメントを使って、体内を健康にしていきましょうね〜という、簡単に言えば新規にその3つの商品を買わせるためのミーティングです。

なぜこれが新規メンバー獲得のために最適なミーティングかというと、空気清浄機と浄水器は非常に高額で、この発注を取れれば一気にPVが稼げること。そしてその2つは断られても、サプリメント位なら…と購入する可能性が高く、サプリは毎月自動的に届く「毎月便」に登録させることで、毎月安定的にPVが稼げるようになるからです。

もともと健康オタクでサプリジプシーだった私はまんまとこの作戦にもハマり(苦笑)、ミーティングの後は「サプリを買おう」と決心していました。アム男の言った言葉は…

アム男
じゃあ買い方教えてあげるよ。本社行こう

製品に興味を持ち、上手くいけばサインアップしてもらえそうな時、決して「登録しよう」「メンバーになろう」とは言いません。

勧誘されている側からすると「ただ商品を使ってみたいだけ。メンバーとか興味ないしやりたくない」と思ってる人がほとんどなんですね。それを「登録」とか「メンバー」とか言われると、拒絶反応を示して躊躇してしまう人が多いんです。

勧誘テクニック
サインアップの時、決して「メンバーになろう」「登録しよう」とは言わない。「買い方を教えてあげる」といえば相手の拒絶反応は出にくい

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サインアップは本社のオープンスペースで

かくして私はアムウェイの本社に行くことにwwぎゃー!!!ここが悪の巣窟!!…とはその時はさすがに思いませんでしたが、多少の警戒心はありました。

本社3階のジョイナムカフェ(join amwayっていう意味です。そのまんま!笑)に行くと、ミーティングと同じくキラキラ男女がたくさん。でも普通のカフェと違うのは、席で洗剤を取り出しデモの練習をしている人がいたり、カタログを見せながらいかにも勧誘っぽいことをしている人が普通にいること。

そんな中で私はとっとと商品を買って帰りたかったのですが、アム男はおもむろに浄水器と空気清浄機のカタログを取り出し、先程のミーティングの復習とばかりに水と空気の重要性、アムウェイの浄水器と空気清浄機の機能を一つづつ話し始めました。

これには私もさすがにうんざりし、「サプリがほしいの。サプリ以外いらない!」とかなり強く言いました。そこでやっと買い方の説明に。

管理人
こういうことするから嫌われるんですよね、アムウェイの人ってww

この流れ、実はこれがカフェというオープンな空間で人がたくさんいるところだから、私が拒絶反応で「もう帰る!」といったことにならなかったのです。これが個人宅や誰もいないミーティングルームだったら…?かなり怖いですよね?これもテクニックです。

勧誘テクニック
勧誘やサインアップは閉鎖空間では行わないこと。

サインアップすると「メンバー」として迎え入れられる

こうして2回目のミーティングのあとに、ディストリビュータとして登録を終えた私。

ビジネスはまだやる気なんて無いですが、アム男からしたら「1人戦力確保!!」といったところです。これから様々なことをインプットして、立派なアムウェイ戦士として戦えるよう教育していかなくては、というのがホンネです。

ということでメンバー登録をした人間は、グループ内のメンバーにどんどん紹介され、アムウェイ一色の日常に染まりはじめる第一歩を踏み出します。

アム男
今日サインした俺のフロントの〇〇。よろしくね

という感じで、サインアップしたその日だけでも一体何人の人に紹介されたかわかりません。軽く20人位は挨拶したような。でもその全員がすごい親切で、ウェルカムモード満開で受け入れてくれるわけです。何だかとっても新鮮な気分になりました。

勧誘テクニック
新規メンバーにはグループ内のメンバーを積極的に紹介し、アムウェイ人と一緒にいる時間を長くすることで、アムウェイで成功を目指すことが当たり前の環境に慣れさせる

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製品を使ってみる→違いを実感し感動→信者に

そんなこんなで数日すると家に「Amway」とでっかく書かれた箱が届きました。

これ、始めの時は受け取るたびに本当に緊張しました。宅配業者さんにどう思われているんだろう、と…。

で、サプリを摂り始めたわけですが、なんとまぁ、その製品の良さをすぐに体感できてしまったんですね。(こちらの記事を参考に:使って良かった製品)私の場合はトリプルXとプロテインで、1週間もしないうちに、お肌の状態が自分でもびっくりするほど変わっていくのを実感したんです。

こうなったらもうアムウェイ信者の仲間入りです。

勧誘テクニック
アムウェイを理解してもらう一番の近道は、製品を使わせてその効果や違いを実感してもらうこと

製品を使って感動するとどうなるか?

これは本当によくできた仕組み(というか、結果論?)なのですが、アムウェイの製品というのは、他社製品との違いが見事なまでに分かりやすく体感出来るように作られているんですね。

で、人は自分で体感して実感すると、言葉で聞いたことよりも何十倍も心を動かされるんです。

例えばとある焼肉屋さんの話を、人から聞いただけと、実際にお店に行って食べてみてめちゃくちゃ美味しかった時、後者は確実にお店のファンになりますよね。そして、もう一度行ってみたいと思う。さらには…人に伝えたくなるんです。。。

みなさんも普通にやっていませんか?無意識な口コミ。

これがアムウェイ信者の、ごく単純な心理です。

すごいものがある、だから人に伝えたい。

商品の話も、仕組みの話も、両方に言えることです。

週6でミーティングに参加するようになる

こうして製品の素晴らしさに秒速で気づいてしまった私は、アム男の誘いもあってミーティングに参加し始めるようになります。

これは本当にすごい会社で、すごい仕組みなのかもしれない。

そう思ったんですね。
OMと呼ばれるアムウェイの仕組みの話や、NDTと呼ばれるどのようにアムウェイを伝えていくかのミーティングなど、ありとあらゆるミーティングに参加しアムウェイというビジネスへの確信を深めていくようになりました。

めちゃくちゃハードな業界で働いていた私ですが、アムウェイを知ってからはかなり強引に仕事を切り上げ、大体19時半や20時からはじまるオフィスでのミーティングに足繁く通っていました。

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グループメンバーの恐ろしいマインドコントロール

そしてメンバーとも顔見知りになっていくと、アムウェイの製品が日常にあることが当たり前になるんですね。みんな浄水器の水を持ち歩いている、空気清浄機の良さを語り合っている、鍋の使い方で盛り上がっている。

今思えばアップラインが意図的に仕組んでいた会話もあったのですが。

例えば私が最後まで発注をためらっていたのが鍋。料理に特に興味が無い私にとって、インダクションレンジ(IH調理器)とフードプロセッサーも含め合計25万円はめちゃくちゃ高いと感じていたのです。

そこで私のアップラインは、私が仲良くなったメンバーにお願いして私を飲みに連れだし、そこで自然に鍋の良さや、自分がどうして発注したか、アムウェイをやりたいなら持っていないと成功できない、といったことを私に吹き込むようにしていたんですね。

勧誘テクニック
新規メンバーに大型製品を発注させるために、グループ内のメンバーは裏で連携してその魅力を語ったり、そんなの持ってて当たり前、という空気を作り出すように動いている

結果、サプリで効果を実感していた私は、多少の躊躇はしつつも合計60万円超の大型商品(空気清浄機・浄水器・バス浄水器・鍋)をローンを組んで購入することになったのです。(こちらを参考に:借金までして私が商品を買った理由

もちろんすべての会話が仕組まれているわけではありません。ほとんどのメンバーはアムウェイの商品を褒め称える、ということが癖になってしまっているのです。勧誘の時に必ず必要となるテクニックを繰り返しているうちに、無意識でも行うようになっているのですね。

こうして、自分の実感と仲間(環境)という2つの要素が私の背中を押し、私の中の常識を少しづつ変え、アムウェイ最高、アムウェイって素晴らしい、サラリーマンなんて終わってる、一緒にアムウェイやって成功しよう、と心から思うようになっていったのです。

洗脳された私はどうなったか?

こうして、

商品を使う→効果を実感する→もっと商品を使いたくなる→借金してまで大型製品を買う→後には引けなくなる→アムウェイビジネスに本気になる

という教科書通りのアムウェイ信者への道を辿っていった私は、もちろん勧誘して新規メンバーを増やすようになっていきます。

月〜金は毎日仕事終わりにミーティングに参加、土日は人と会って勧誘、という風に24時間365日、ほとんどの時間をアムウェイのために使っていました。

もちろん断られたり冷たい目でみられることも多々ありましたが、そのたびにミーティングに行って仲間と会い、自分の体験談をシェアし合います。

そこでアップラインからはアドバイスをもらい、同僚からは励ましの言葉をもらい、また前向きな気持に戻って勧誘をする、、の繰り返しでした。

本当にこの「グループ」という環境はよくできているんです。

もちろん会社でも勧誘活動をしていました。今考えると末恐ろしいですが…

誰と会っても、何を話していても、この人にはどうやったらアムウェイが伝わるか、どんな切り口で伝えたら効果的か、ということばかり考えて人と付き合うようになっていたんですね。

結果、半年後には18%を達成していました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アムウェイに洗脳され信者になっていくには、何らかのキッカケで興味を持ち、怪しくないとわかり、商品を使って素晴らしさを実感し、結果人に伝えたくなる、という流れがあることを分かっていただけたでしょうか。

そしてその流れはすべて、仲間の存在と環境があってはじめて成り立っています。

逆に言えば仲間と環境から離れれば洗脳から解放されることが出来るんですね。

私が洗脳から解放された理由についてはまた別の記事で書いていきたいと思います。

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